音楽を聴きながらランニングしがちないちまりです。
AirPods Proのようなフルワイヤレスイヤホンを装着してランニングしていると、振動で耳から落ちてしまいそうな気がしませんか?
こんな不安を払拭してくれるイヤホンが、Ankerから発売されたSoundcore Spirit X2のようなイヤーフック付きのワイヤレスイヤホンです。
フックが耳にしっかり引っかかるので、落下する心配はありません。

しかもSoundcore Spirit X2は、IP68等級の防塵防水規格があり、雨や汗から保護してくれるランニングに最適なイヤホンです。
また、12mmのドライバーが搭載され、迫力ある音質を実現しており、ズンズンくる低音がランニング中のテンションを高めてくれます。
ということで本記事では「【Anker Soundcore Spirit X2レビュー】イヤーフックで落ちにくい防塵防水対応のスポーツイヤホン」について書いていきます。
タップできる目次
Anker Soundcore Spirit X2の外観と付属品
Soundcore Spirit X2は、IP68等級の完全防塵防水規格を有したイヤーフック型ワイヤレスイヤホン。
柔らかいシリコンで作られたイヤホンチップとイヤーフックにより、耳へのフィット感が抜群です。

イヤホンの表面にはAnkerのオーディオブランドであることを表す「soundcore」の印字があり、黒を基調としたシックなデザインに仕上がっています。

イヤホン自体は、耳栓のように耳の奥に入れ込むタイプです。

その上で、イヤーフックがガッチリ耳をホールドする仕組みとなっています。
実際に走ってみましたが、ランニングの揺れで落ちる心配はありませんし、逆立ちしてもへっちゃらです。

イヤホンの裏側には、左のイヤホンである「L」と右のイヤホンである「R」の文字が印字されています。

重さは片耳11g、両耳22gと平均的な重さより若干重いですが、耳にしっかり固定されるので、重さはさほど感じません。

再生時間は、イヤホン単体で最大5時間、付属の充電ケースを合わせて使うと最大36時間の再生が可能であり、標準的なバッテリー使用時間です。

充電ケースは石鹸のような卵型。
ケース外側にはイヤホン同様「soundcore」の印字があり、シンプルですがおしゃれなデザインです。
表面はプラスチック素材のようなツルッとした肌触りではなく、若干マッドな質感です。

ケースは若干大きく、存在感があります。
イヤーフックを収納する必要があるので、致し方ないところですね。


ケースの重さは101gであり、一般的なワイヤレスイヤホンのケースと比較すると少々重めです。

充電は、普及されつつあるUSB-C対応である点は嬉しいところ。
他のケーブルとも併用可能です。
これにより急速充電が可能となり、わずか10分の充電で2時間の音楽再生ができます。
なお、満充電にするには1.5時間の充電が必要です。

充電するときはイヤホンとケースに付いているそれぞれのマグネットが吸い付くようにくっつくので、思ったより収納に手間取ることはありませんでした。
なお、ワイヤレス充電には対応していません。
付属品はイヤホンとケースの他に、説明書とUSB-C to USB-Aケーブル。

それに、耳に入れるイヤーチップが4種類(XS、S、L、XL)とイヤホンがずれないように固定するイヤーウイングが2種類(S、L)入っています。

その他、Soundcore Spirit X2の特徴的な機能として、以下の機能が挙げられます。
- 通話中のノイズを除去する機能があるため、通話相手があなたの音声をより大きくクリアに聞くことができる。
※音楽を聴く際のノイズキャンセリング機能は無い - 片耳だけで音楽を聴くことができる。
Anker Soundcore Spirit X2の音質

Soundcore Spirit X2の音質の特徴は低音にあります。
12mmのドライバを搭載していることもあり、重低音がズンズン響き渡ります。
音楽は2パターンのモードで再生でき、再生ボタンを1秒間長押しすることで切り替えが可能です。
- 通常モード
- 低音をさらに増幅させたいBassUpモード
さらに、Soundcore Spirit X2はAAC、aptXに対応しており、高品質の音楽を楽しめます。
Anker Soundcore Spirit X2 ランニング時のメリット
Soundcore Spirit X2を使用してランニングする際にメリットとなるのは、以下の3点です。
イヤーフックで落下しにくい構造
Soundcore Spirit X2の最大の特徴であるシリコン製のイヤーフックが、耳をしっかりホールドするので、イヤホンが落下する心配はありません。

ジョグはもちろん、激しい運動が伴うインターバルトレーニング中でも、安定して耳に装着されます。
ランニング中にイヤホンが落ちるか心配という人や、そもそも落ちやすい耳の形状をしている人でも安心して使えるイヤホンです。
IP68等級の完全防塵防水規格で雨・汗からイヤホンを保護
Soundcore Spirit X2は最高クラスの防塵防水性能があるため、雨や汗からイヤホンを守ってくれます。
長時間ランニングするときは、ごくまれに、にわか雨に降られることもしばしば。
突然の雨でも故障の心配がないので、安心感があります。
ボタンで音楽スキップ・音量調整が簡単
イヤホンには左右それぞれに2カ所ずつボタンがあります。

音楽再生中のボタン操作は以下のとおりです。
右ボタン上:1回押す→音量プラス
右ボタン上:1秒長押し→次の曲へ
左ボタン上:1回押す→音量マイナス
左ボタン上:1秒長押し→前の曲へ
右or左ボタン下:1回押す→再生/停止
右or左ボタン下:1秒長押し→モード切替え
操作が非常にシンプルなので、ランニング中でも簡単に操作できます。
Anker Soundcore Spirit X2 ランニング時のデメリット
Soundcore Spirit X2はスポーツに向いているイヤホンですが、唯一欠点と感じるポイントがありました。
それは、外部音取り込み機能がないということ。
ランニング中であれば、音楽を聴きながら走っていると、車の走行音など外部の音が聞き取りにくくなります。
AirPods Proなどのイヤホンであれば、外部音取り込み機能が搭載されており、音楽を聴きながらも外部の音を取り入れることができるんです。
Soundcore Spirit X2には、この外部音取り込み機能がありません。
なので、ランニング中の外部音には、より一層注意を払う必要があります。
とはいえ、音楽の再生/停止の操作が非常に簡単なので、車通りが多いところや狭い道などでは、サッと音楽を停止して走るなど対策は可能です。
Anker Soundcore Spirit X2のペアリング方法
Soundcore Spirit X2のペアリング方法はいたって簡単。数分で完了します。
- STEP1ペアリングモード
- STEP2Bluetoothの接続設定Bluetoothの設定画面を開きます。
「Soundcore Spirit X2」の表示があるので、タップします。
- STEP3接続完了
「接続済み」になれば接続完了です。
Soundcore Spirit X2のペアリング方法は、以上です。
一度ペアリングを完了させておけば、次からはケースからイヤホンを取り出し、耳に装着するだけで自動で接続されます。
Anker Soundcore Spirit X2の評判・口コミ
Soundcore Spirit X2のユーザーからの評判・口コミを集めてみました。
概ね、装着の安定感や音質を評価する声が多かったですね。
Soundcore Spirit X2買ったった☺️低音つよつよって感じ🤪
ケース、本体一部分の表面加工は、スピーカーと同じスベスベなラバー素材。
ANKERさんはこの素材好きなん?オレも好き💕
車移動のハンズフリーヘッドセットとしても問題無く使えるか試したいわね🤔 pic.twitter.com/GObQhLcDKY— トム@Lost of Vocabulary (@suveri_man) August 4, 2020
あと、ジムで使う用のスポーツイヤホンも購入!!AnkerのSoundcore Spirit X2。
フック付きで安定感バッチリ。筋トレしててもマシン使ってても全く問題なし。音も好みの感じで大満足!!こうやって色々理由をつけて新しい物を買ってテンションを保つんじゃ!!
次は何を買おうかなぁw#Anker pic.twitter.com/4pHrqox0YB
— マサッキ〜:R・N・D (@Masakky625) July 1, 2020
わいやれす!AnkerのSoundcore Spirit X2てやつとDot2で迷ってる!前はX2かなーと思ってたけど(防塵防水つよつよ!)、Dot2のほうが見た目もすっきりだし、耳が楽なのかなぁと思ったり。まようーーー
— ながつき🎨ぽょょん (@rn_twi) July 7, 2020
Anker Soundcore Spirit X2レビューまとめ
本記事では「【Anker Soundcore Spirit X2レビュー】イヤーフックで落ちにくい防塵防水対応のスポーツイヤホン」について書きました。
Soundcore Spirit X2は、完全防塵防水性能や、激しい運動でも落下しにくいイヤーフックが備わっており、まさにスポーツのために作られたイヤホンです。
外部音取り込み機能はありませんが、物理ボタンにより操作が簡単なので、状況に合わせて音楽を停止すれば対策できます。
1万円を切る値段でありながら、作りや音質がしっかりしていて、高級感もあります。