仕事術

書評・レビュー『男女脳戦略。』ビジネスに活きる男女の接し方【DaiGo著書】

こんにちは、いちまりです。

メンタリストDaiGoダイゴ氏の著書『男女脳戦略。』を読みました。この本は、25万部以上売れたDaiGo氏著書の「一瞬でYESを引き出す心理戦略。」に続く”心理戦略シリーズ”第2弾です。

人間は全て「男」と「女」に分けられますが、人間の思考も同じように「男性脳」と「女性脳」に分けられるというのです。

「男性脳」と「女性脳」のそれぞれの性質を知り、違いをビジネスに活かす。

その技術を伝えてくれるのが、この本『男女脳戦略。』です。

本記事では、『男女脳戦略。』の要約と書評・レビューをまとめています。

いちまり
いちまり
販売、営業、交渉、プレゼン、面接、就活などなど、様々なビジネスシーンに活かせる有用な知識が盛りだくさんでした。

社会人、とくに人間関係に悩むサラリーマンの方には是非読んでほしい本ですね。

『男女脳戦略。(DaiGo著書)』の要約

男女脳戦略。(著者DaiGo)

『男女脳戦略。』は以下の4点に要約することができます。

  • 男性脳・女性脳のマインドセットは5つ
  • 男性脳・女性脳を見破る10のポイント
  • 男性能・女性脳に合わせた伝え方
  • 異性脳を身に付ける方法

順番に解説していきますね。

男性脳・女性脳のマインドセットは5つ

男性脳と女性脳のマインドセット(考え方の基本的な枠組み)は以下の5つから成り立ちます。

男性脳
  • 優位に立ちたがる
  • モノタスク
  • 理屈で行動する
  • 最終思考
  • 自己完結
女性脳
  • 共感しようとする
  • マルチタスク
  • 感覚で行動する
  • 拡大思考
  • 自己関連

上記5点を具体的に説明すると、

  1. 男性脳は自分の評価にこだわるので「自慢したい、優位に立ちたい」と考える。一方、女性脳は周りに情報をシェアすることに価値を感じる。
  2. 男性脳は目の前のひとつのことしかできない。一方、女子脳は「~しながら」作業をするのが得意。家事をマルチタスクでこなせるのは女性脳の代表例。
  3. 男性脳はものごとを理論的に解釈しないと納得しない。一方、女性は「感情」を重視する。
  4. 男性脳は「結果」を重視する。一方、女性脳は思考が広がりやすく過去・現在・未来をリンクさせて考えるので過程を大事にする。
  5. 男性脳は「自分は自分」と考える。一方、女性脳は自分と関係ないことでも自分事に捉える。女性が占いを信じやすいのは、女性脳だから。

こんな感じです。

男性脳と女性脳の思考をわかりやすく理解するためアニメキャラクターで例えてみるなら、男性脳はサザエさんのおじいちゃん(磯野波平いそのなみへい)、女性脳はおばあちゃん(磯野いそのフネ)がピッタリだなと思いました。

いちまり
いちまり
男性脳と女性脳の性質を覚えられない場合は、「古風で頑固なお父さん」のイメージが男性脳で、「人間味があって心配性なお母さん」のイメージが女性脳であると考えるとわかりやすいかもしれないですね。

男性脳・女性脳を見破る10のポイント

普通に考えれば、男性=男性脳、女性=女性脳なのですが、低確率で性別と思考が違っている場合があります。

いちまり
いちまり
男性の15%は女性脳、女性の10%は男性脳と言われています。

なので、相手が男性脳なのか、あるいは女性脳なのか見破る必要があります。

本書には、身近な例を用いて、男性脳と女性脳を見破る具体的な10個の方法がわかりやすく書かれています。

1つ紹介すると、男性脳は買い物をするとき機能やスペックを重視するけど、女性脳は雰囲気とイメージを重視するということ。

例えば、男性脳はパソコンを買うとき、メモリ性能や処理速度を気にするけど、女性脳はスタバにパソコンを持っていく自分を想像して、イメージに合うパソコンを選んだり、女優がCMに出ているパソコンを選んだりする、ということですね。

ちなみに、私は男性ですが、男性脳・女性脳を見破る10個のポイントのうち、8個が男性脳に該当しました。

一貫して男性脳、女性脳の典型的な行動を取るという結果にはなりませんでしたが、どちらの傾向が強いのか知ることができますね。

男性能・女性脳に合わせた伝え方

男性脳・女性脳の特徴と、相手がどちらの思考法なのか見極めるポイントを知ったあとは、相手の脳(思考)に合わせて対応することが重要になります。

その対応方法についても、本書には具体的に書かれています。

具体的には、以下の4つのビジネスシーンに分け、相手が男性脳、女性脳だった場合の対応について書いてあります。

  1. マネジメント
  2. セールス
  3. プレゼン
  4. コミュニケーション

ビジネスシーンごとの対応方法を読むと

こういう場面では、こんな行動を取ると良いのか

という発見が必ずあるので、必見です。

本書には、下記の記載がありました。

脳に合わせた伝え方をするだけで、相手を思うままに誘導できる

いちまり
いちまり
DaiGo氏がメンタリストとしてパフォーマンスをする際にも使用されている実践テクニックなので、有用な心理学知識であること間違いなしですよ。

異性脳を身に付ける方法

本書のラストは「異性脳を身に付ける方法」が書かれています。

要するに男性脳と女性脳の両方の思考法を理解し、すれ違いのない男女コミュニケーションが取れるようになるための方法です。

相手の脳の特性や思考パターンを理解し、自分の脳の思考パターンに置き換えるだけで、これまでなんとなくうまくいかなかったことが驚くほどうまくいくようになる

本書には上記の記載がありますが、たしかに男性脳と女性脳の特性や思考パターンを理解して、”正解”となる行動をとれるようになれば、最強の対人スキルを身に付けたと言っても過言ではないですよね。

脳のバイリンガル」になるための必要な知識が書かれているので、コミュニケーションに悩む人には是非読んでほしい内容です。

『男女脳戦略。(DaiGo著書)』の書評・レビュー

ここからは、私自身が『男女脳戦略。』を読んでみた感想や、書評についてまとめていきます。

「それ、あるある。」共感&勉強になる心理学が多い

本書の最初の方は、男性脳と女性脳の特性について書かれています。

具体的な例を基に書かれており、男性脳である自分と照らし合わせて「それ、あるある笑」と思ったことがしばしばありました。

また、女性である上司の行動に照らし合わせて「女性脳だからあの時あんなことを言っていたのか」という感じで、身近な人の行動が本書の内容と結び付くので、共感できる部分が多々ありました。

いちまり
いちまり
単純に読み物としても面白かったですね。

また、DaiGo氏著書の本はどの本にも言えることですが、難しい言葉が無く、小学生でもわかる内容なので、何の抵抗もなく頭にスッと入ってきます

さらに、以下のとおり多くの文献を基に書かれており、本一冊読むだけで自分で調べるには膨大な時間がかかる知識量を吸収できるので、効率良く心理学を勉強できますね。

出典:男女脳戦略。

どこの職場でも活きる知識が身に付く

私は過去にシステムエンジニアや地方公務員を経験してきましたが、本書にはどちらにも応用できる知識がふんだんに盛り込まれていたなと感じます。

例えば、私がシステムエンジニアをしていたとき、部下(♀)のプログラムミスに苦言を呈したことがありました。

部下は今思うと女性脳だったので、部下本人に反省を促し、次に挽回できるチャンスを与えるようなフォローをするよりも、周囲に迷惑はかかってないということをきちんと伝えるようなフォローをすべきでした。そうすれば、部下は落ち込まずに次の仕事に打ち込めたかも。

また、公務員の時は、新たな事業の予算を確保すべく財政担当とバトルしたことがありましたが、財政担当は男性だったので、他自治体の状況や事業イメージを強く伝えるよりも、ガチガチに理論づけて説明を組み立てるべきだったなと思います。

こんな風に、どんな職種・職場であっても何かしら活かせる仕事術が豊富に書かれていると感じました。

わかりやすいが修得するには時間がかかる

内容は小学生でも理解できるくらいにわかりやすく書かれていますが、本書に書かれている「男女脳戦略」が自然に行動に現れるようになるためには、本書を何度も読み込み、さらにビジネスシーンで実践を繰り返す必要があります。

なので、誰でも簡単に習得できるものではなく、難易度は高いです。

例えば著者のDaiGo氏は、ビジネスシーンでの男女脳戦略として、以下のことをしています。

プレゼンの現場にどういう人たちが集まるかがわからないときのために、私は常にプレゼンの企画書を「男性脳向け」「女性脳向け」の2タイプ用意するように心掛けています。

いちまり
いちまり
2種類の企画書を用意するなんて、意識高い系の人にしかできない上級テクニックですね…。

とはいえ、冒頭でも述べた男性脳と女性脳の基本的な性質の違いを意識して仕事に臨むだけでも、コミュニケーションに大きな影響が出るので、簡単なところから始めてみると良いでしょう。

男性脳
  • 優位に立ちたがる
  • モノタスク
  • 理屈で行動する
  • 最終思考
  • 自己完結
女性脳
  • 共感しようとする
  • マルチタスク
  • 感覚で行動する
  • 拡大思考
  • 自己関連

書評・レビュー『男女脳戦略。』ビジネスに活きる男女の接し方【DaiGo著書】|まとめ

本記事では、『男女脳戦略。』の要約と書評・レビューをまとめました。

本に書かれている男性脳・女性脳の強さの傾向に合わせて、相手への対応を柔軟に変えることができるようになれば、きっとビジネスでも成果を掴むことができるようになるはずです。

また、ビジネスシーンで何か悩んだときに、この本を読めば解決へのヒントを導いてくれるでしょう。

いちまり
いちまり
男女脳におけるコミュニケーションの使い分けが具体的に書かれているので、人間関係に悩むサラリーマンの方には特に読んでほしい本ですね。