民間企業から転職を考えたとき、転職先の選択肢に「公務員」が上がったことがあるのではないでしょうか。
公務員は、安定している職業です。
一時よりも人気は落ちているとはいえ、給料がそこそこ高く、終身雇用があやぶまれる現代でも、退職までの在籍が見込める職業であることに間違いありません。
しかしながら、公務員は民間企業よりも自由度が低いです。
オリジナリティのある仕事はできないし、副業はできません。
なので、公務員が自分の適性に合っていないと、転職しても後々後悔することになります。
そんなわけで本記事では、係長として市役所で働いてきたわたしが、公務員に向いてる人の特徴を書いていきます。
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公務員に向いてる人の5つの特徴
公務員に向いている人の特徴を5つに絞りました。
論理的な説明ができる人
ものごとを論理的に説明できる人は民間企業で評価されますが、公務員でも同じです。
特に、地方公務員は重要な仕事の一つとして「議会への対応」があります。
例えば、次の年度の予算を審議する予算委員会では、議員の質問に対して瞬時に論理的な回答をすることが求められます。
こんな風にも思われるかもしれませんが、自治体によっては20代の若い職員が参加するケースもあるんですよ。
なので年齢に関わらず、自分が担当する仕事に質問に対して、順序立てて説明する能力が求められます。
話す内容に筋が通っていない場合や回答に詰まってしまった場合は、できない職員と判断されかねません。
他にも住民や事業者に説明を求められる機会はたくさんあるので、論理的な説明ができる人は公務員に向いています。
慎重な人
公務員は街を支え、生活を変えるような予算規模の大きい事業に関わることができます。
例えば、公民館の新築。事業規模で言えば数億円~数十億円です。
橋や道路の工事も予算規模は大きいですね。
その一方で、税金で事業を行うので失敗は許されません。
だから、石橋を叩いて叩いて、もう一度叩いてから渡るくらい慎重な人のほうが公務員に向いています。
判断を誤ると無駄な費用がかかってしまうだけでなく、住民や議会からの信用を失います。
説明に時間を取られ、自分の首を絞めることにもなります。
なので、慎重な人のほうが公務員に向いています。
人の役に立ちたい人
公務員は民間企業と同じように労働の対価として給料をもらいますが、同時に地域貢献を求められる職業でもあります。
ぶっちゃけ、地域のイベントなどではボランティアを強要されることも少なくありません。
公務員が地元イベントに出ていないと、地域住民からは「公務員なのに街のために行動する気がない」など、仕事とは関係ない場面でイメージが悪くなることも。
なので、人の役に立つということを優先して考えられる人が公務員には向いています。
地味な仕事が苦にならない人
予算が大きい仕事をしたりイベントを開催したり、公務員は一見目立つ仕事が多いようにも思われがちですが、実はそれはごく一部です。
公務員の仕事は、ほとんど日に当たらないような事務処理、雑務が半分以上を占めています。
部署によってはごみ処理や害獣駆除など、誰もやりたくないような仕事もあるのです。
とはいえ、担当になったらこれらの仕事を拒否することはできません。
どんなに論理的な説明ができる職員であっても、公務員は事務処理を含め、任された仕事は全うしなければなりません。
なので、地味な仕事だろうと誰もやりたくない仕事だろうと、嫌なこと一つ言わず黙々とこなせる人が公務員に向いています。
自分の気持ちを押し殺せる人
「地味な仕事が苦にならない人」が公務員に向いていると述べましたが、公務員は地味な事務処理や誰もやりたがらないような雑務もやらなければなりません。
また、ぶっちゃけ50代を過ぎた管理職は「パソコンを眺めてぼーっとする」「他部署に徘徊する」など目に余る行動をする人がまれにいます。
わたしは民間企業も経験していますが、そんなとんでも職員は民間企業よりも公務員の方が圧倒的に多いです。
とはいえ、そんな上司に対し「なにやってんだ」「もっと仕事しろ」と思っても、彼らがクビになることはありません。
これは公務員制度の悪いところでもあるのですが。
パワーを使うだけ無駄なので、いちいち構わず自分の気持ちを押し殺して、たんたんと作業できる人が公務員には向いています。
あなたが公務員に向いてるか診断する方法

公務員に向いているかどうかは、自分の性格が「公務員に向いてる人の5つの特徴」に一致しているかどうか、まずは確認してみてください。
ですが、自分の性格を客観的に判断するのは、なかなか難しいですよね。
一番良いのは、周りの人に自分の性格をフィードバックしてもらうことですが、話を聞いてくれる人を見つけるのは困難です。
そこで誰の時間も奪わず、無料であなたの性格や強みを細かく診断してくれるサービスをご紹介します。
それがグッドポイント診断です。
グッドポイント診断は、リクルートキャリアが開発した強みを診断するサービス。
全293問の問題を回答すると、18種類の中からあなたの強みを5つに絞ってくれます。

実際にわたしが診断した結果をお見せしましょう。

わたしの強みは
- 親密性
- 受容力
- 感受性
- 悠然
- 慎重性
の5つでしたが、それぞれの項目を細かく説明してくれています。
多くの質問をもとに、客観的な視点であなたの特徴を診断するので、的中率はかなり高いです。
診断結果は公務員に向いているのかどうかチェックする材料にもなりますし、今後の面接や自己PRにも役立ちます。
グッドポイント診断が信頼できる3つの理由

グッドポイント診断が、あなたの長所や短所を高い的中率で診断してくれるとはいえ、信頼できるサービスかどうか不安な部分もあるでしょう。
なので、ここからはグッドポイント診断が信頼できる3つの理由を説明しますね。
転職業界最大手のリクルートキャリアが運営
グッドポイント診断は、転職業界最大手のリクルートキャリアが運営しています。
グッドポイント診断を受けるには、リクルートキャリアが運営する転職サービス「リクナビNEXT」の会員になる必要があります。
わたしもリクナビNEXTには登録していますが、しつこい勧誘や怪しいメールは送られてきません。
質が低いサービスをしてもリクルートキャリアの名に傷が付くだけなので、そもそもそんなことするわけないんですが。
会員になってもストレスになるようなことはありませんし、業界最大手のリクルートキャリアが運営しているので、安心のサービスです。
会員登録者数は日本最大の916万人
リクナビNEXTの会員数は916万人以上です。

引用:株式会社リクルートキャリア/日本最大級の転職サイトリクナビNEXT
リクナビNEXTは、日本で最も多くの転職者に利用されているサービス。
信頼なくして運営することはできません。
登録に住所と電話番号がいらない
サービス登録のために、住所と電話番号を入力するのは気が引けてしまうかもしれません。
万が一の個人情報の漏えいは怖いですもんね。
ですが、安心してください。
グッドポイント診断に必要な登録情報は以下の4項目だけです。
- メールアドレス
- 名前
- 生年月日
- 性別
住所を登録しないので身元が割れる可能性はありませんし、電話番号を登録しないので変な電話がかかってくることもありません。
メールアドレスはフリーメールでOK。わたしはGMAILを使っています。
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以下の手順です。
- STEP1会員登録画面へ
まずはリクナビNEXTの公式サイトを開いて、「会員登録して診断スタート」を押します。
\リクナビNEXT公式サイト/
- STEP2仮登録メールを入力
メールアドレスを入力し、「同意して仮登録メールを送信」ボタンを押します。
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入力したアドレスにメールが届くので、URLをクリックします。
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以下の会員情報を入力します。住所と電話番号は必須項目ではないので、入力しなくてもいいです。
- STEP5会員情報の登録
会員情報の入力が完了したら「上記に同意して確認画面へ」ボタンを押しましょう。
このとき、メールマガジンが不要ならチェックを外しましょう。
- STEP6グッドポイント診断を受ける
会員登録が終わったら、グッドポイント診断を受けることができます。「診断スタート」ボタンを押しましょう。
- STEP7質問を回答する
全部で293問。所要時間は15分ほどです。深く考え込まず、直感で回答していきましょう。
診断結果は、公務員に向いているのかどうかチェック材料にしつつ、今後の面接や自己PRに役立せていきましょう!
【厳選5つ】地方公務員の係長経験者が説く!公務員に向いてる人の特徴とは?|まとめ
本記事では、「【失敗しない転職】元係長が説く!地方公務員に向いてる人の5つの特徴とは?」についてまとめました。
わたしが市役所で働いて気付いた、公務員に向いている人の特徴は以下の5つです。
後悔をしない転職をするためにも、自分の特徴が上記の特徴にあっているか、慎重に検討してみてください。
自分の特徴を知るには、第三者にあなたの性格をみてもらうことが一番。
とはいえ、そんな時間を作ってくれる人を見つけるのは骨が折れます。
なので、グッドポイント診断を活用するなどして、自分の特徴や強みを知るところから始めてみましょう。