完全オンライン型のプログラミングスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」。
本記事ではTechAcademyのサービス内容と受講者からの評判・口コミをまとめました。
TechAcademyで学習するとどんなメリットがあるのか?
受講者からの評判は?
料金はどれくらいなのか?
こんな疑問を解決いたします。
オンラインでプログラミングを学べるTechAcademy。
プロのエンジニアがマンツーマン指導してくれたり、受講期間内にあなたの思い描くオリジナルサービスを開発できたりと、他のオンラインスクールとは一線を画すサービス内容になっています。
とはいえ、受講料は一月10万円以上。
他のオンラインスクールより安価なほうですが、高額であることに変わりありません。
申し込みしてから後悔しないよう、あらかじめサービス内容や評判・口コミをしっかり把握しておきたいですよね。
というわけで、本記事では「TechAcademy(テックアカデミー)のサービス内容や評判・口コミ」をまとめていきます。
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TechAcademyとは

TechAcademyは、自宅でプログラミングを勉強できるオンラインスクール。
パソコンとインターネット環境さえあれば、いつでもどこでも受講できます。
TechAcademyのメリット

TechAcademyでプログラミングを勉強すると以下の4つのメリットを体感できます。
順番に説明していきますね。
オリジナルサービスの開発を通してプログラミングを学べる

TechAcademyの学習方法は、プロのエンジニアが制作したオリジナルのテキストを読んで勉強すること。
テキストで勉強しつつ、段階を踏んで与えられた課題をに取り組み、最終的にはオリジナルサービスの開発を目指します。
TechAcademyのように、あなたが作りたいオリジナルのWebサービスを一から開発できるスクールはなかなかありません。
友達に自慢できるわ♪
オリジナルサービスの開発では技術的な部分を学びつつ、ニーズを実現するためにどんな開発をしていくのか、エンジニアとして重要な要素を学べます。
もちろんあなた一人でサービスを開発するのではなく、プロのエンジニアがメンターとしてサポートしてくれるので、孤独を感じるまま作業することはありません。
学習の流れは以下のイメージ。
例えばWebアプリケーションコースなら、RubyでWebアプリケーションの開発を行います。
- オリジナルテキストによる学習
- (課題1)メッセージボードの作成
- (課題2)Twitterクローンの作成
- (課題3)オリジナルWebサービスの開発
徐々に技術レベルが上がっていくこれらの課題に取り組む中で、プログラミングの基礎はもちろんのこと、実務でも使うフレームワークやツールの使い方が身に付いていきます。
プログラミングの勉強方法で一番効果があるのは、やはり自分で調べながらコードを書くこと。
わたしも経験がありますが、たとえ壁にぶつかっても、一生懸命調べてアウトプットしていれば、それが自分の力となって蓄積し、次第にプログラミング力が向上していくものです。
実際に、Webアプリケーションコースの卒業生は、TechAcademyの受講期間中にオリジナルサービスとして以下のサービスを開発していますよ。
- 映画レビュー投稿サービス
- 貯蓄額を記録しグラフ表示できるサービス
- 料理レシピ管理サービス
- 双子ママのコミュニティサービス
プロのエンジニアから指導してもらえる

TechAcademyでは、プロのエンジニアである「パーソナルメンター」があなたの指導に当たってくれます。
- 毎日のチャットサポート
- 週2回、1回30分のビデオチャットを使ったマンツーマンレッスン
- 回数無制限の課題レビュー
他のオンラインスクールだと、大学生やアルバイト、スクールの卒業生に教えられることが多いのですが、TechAcademyでは、現役バリバリのエンジニアがサポートしてくれるんです。
チャットサポートでは、いつでも質問に回答できるように、複数人のメンターが待機しています。
なので質問してから十数分以内に返信がくるなど、爆速で対応してくれると評判です。
質問回数はもちろん無制限。
初心者の方なら、わからないことをググっているだけで数時間経ってしまった…なんて話はありがちですが、TechAcademyでは即レスで返信くれるので、調べものに無駄な時間を使いません。
ただし、Webアプリケーションコースならチャットサポートの時間帯は15時~23時まで。
チャットサポートを受けられる時間帯は、コースによって異なるので要注意です。
マンツーマンレッスンでは、ビデオチャット使って対面で質問ができます。

ビデオチャットは週2回で1回のメンタリングは30分ほど。
時間制限があるのは残念ですが、作成したコードはあなたとメンターで共有し、どちらからでも編集もできるので、オンライン上でもわかりやすく学習を進められます。
パーソナルメンターに目標管理をしてもらうことで、モチベーションを保ったまま学習を続けられるのもGoodです。
技術以外のキャリア相談も気軽にできて、Webエンジニアとして働くイメージも確かなものにできます。
課題で作成したコードは、パーソナルメンターにレビュー(確認)してもらえます。
コードのレビュー回数も無制限。
しっかりコードが書けるようになるまで、間違いや改善点を指導してくれるので、着実にレベルアップできます。
受講終了後も永久的にテキストで勉強できる

TechAcademyで使ったオリジナルテキストは、受講終了後も閲覧し放題です。
しかも内容は、最新の技術情報に合わせて常にアップデートされていく神対応。
理解度が低いところを何回でも見直して復習できます。
無料で転職サポートを受けられる

TechAcademyの受講が終わったら、転職希望者は受講生限定の転職支援サービス「TechAcademyキャリア」を利用することができます。
しかも、TechAcademyキャリアの利用は無料。
既に登録してあるプロフィールや、受講内容、カリキュラム内で作成した成果物を元に、企業やコンサルタントからスカウトメッセージが届く仕組みです。
TechAcademyにはあなたの学習記録が保存されているので、企業との情報交換もスムーズ。
就職後のギャップも限りなく少なくできます。
「プログラミングスキルの習得➡オリジナルサービスの開発➡転職サポート」と着々とエンジニアになるための準備ができるのがTechAcademyの良さでしょう。
TechAcademyで学べるスキル

TechAcademyの学習内容は大きく4つの分野に分かれています。
さらに4つの分野は、合計で26個のコースに分かれています。
プログラミング

プログラミング分野のコースは全19種類。
中には、子供向けプログラミングソフト「Scratch」を使ってプログラミングの基礎を学び、子供に教えられるようになることを目指すコースなど、ニッチな内容のコースもあります。
コース名 | 修得スキル |
Webアプリケーションコース![]() |
Ruby/Ruby on Rails・Git/GitHub・HTML5/CSS3・Bootstrap・SQL・Heroku |
PHP/Laravelコース![]() |
PHP/Laravel・Git/GitHub・HTML5/CSS3・Bootstrap・SQL・Heroku |
Javaコース![]() |
Java・Servlet/JSP・HTML5/CSS3・Git/GitHub・SQL |
フロントエンドコース![]() |
HTML5/CSS3・JavaScript/jQuery・Vue.js・Bootstrap・Web API・Firebase |
WordPressコース![]() |
WordPress・HTML5/CSS3・PHP |
iPhoneアプリコース![]() |
Swift・Xcode・Git/GitHub・Firebase |
Androidアプリコース![]() |
Kotlin・Android Studio・Git/GitHub・Firebase |
Unityコース![]() |
Unity・C#・Git/GitHub |
はじめてのプログラミングコース![]() |
HTML/CSS・PHP・データベース・プログラムへの理解・インターネットへの理解・開発フローと業種への理解 |
ブロックチェーンコース![]() |
ブロックチェーン技術の基礎・仮想通貨の仕組みの理解・ブロックチェーンのセキュリティ・ブロックチェーンの活用方法 |
スマートコントラクトコース![]() |
Geth(Ethereumクライアント)・Solidity・ブロックチェーン技術の理解 |
Pythonコース![]() |
Python・機械学習 |
AIコース![]() |
Python・Pandas・scikit-learn・Keras |
データサイエンスコース![]() |
Python・Pandas・NumPy・scikit-learn |
Scalaコース![]() |
Scala・Play Framework・HTML5/CSS3・Bootstrap・SQL・Git/GitHub |
Node.jsコース![]() |
Node.js・Express・HTML5/CSS3 |
Google Apps Scriptコース![]() |
Google Apps Script・プログラミングの概念の理解 |
大人向けScratchコース![]() |
Scratch・プログラミングの概念 |
転職できなければ全額返金の「エンジニア転職保証コース」![]() |
Javaプログラミング基礎・Webアプリケーションの拡張機能開発手法・転職サポート |
デザイン

デザイン分野のコースは全3種類。
デザインの原則から、画像の加工方法やプログラミング言語まで幅広く学習していきます。
コース名 | 修得スキル |
Webデザインコース![]() |
Webデザインの原則・ワイヤーフレーム・画像加工・HTML5/CSS3・JavaScript/jQuery・Git/GitHub |
UI/UXデザインコース![]() |
ペルソナ設計・カスタマージャーニーマップ・デザインガイドライン・Prott・画像加工・Sketch |
![]() ![]() |
Premiere Pro・動画編集のテクニック |
マネジメント

マネジメント分野は全2コースです。
各コースでは、以下の表に記載のスキルを修得できるようにカリキュラムが組まれています。
コース名 | 修得スキル |
Webディレクションコース![]() |
Web制作の基本知識・マネジメントスキル・ドキュメント作成スキル・提案スキル・企画スキル・設計スキル |
Webマーケティングコース![]() ![]() |
Webマーケティングの基本知識・Google Analytics・Google AdWords・Yahoo!プロモーション広告・Facebook広告・Twitter広告 |
オフィス

オフィスはExcelの1コースのみ。
SIerで働く場合は、基本設計書やテスト設計書はExcelで管理している会社が多いです。
なので、Excel操作に自信がない人で大至急スキルを身に付けたい人は受講するのもアリですよ。
コース名 | 修得スキル |
Excel2013 コース![]() |
Microsoft Office Excel |
以上がTechAcademyで学べるスキルの内容です。
オススメのコース診断は、1~2問の簡単な質問に答えてあなたに最適なコースを診断してくれる機能。
かなりざっくりではありますが、どのコースを受講したら良いか参考になります。
もっと慎重にコース決めをしたい場合は、1週間の「TechAcademyの無料体験」を利用して、どのコースを受講するかじっくり検討してみましょう。
また、TechAcademyでは上記のコースを2コース、3コース組み合わせることで安く受講できるセットプランもあります。

複数のプログラミングスキルを身に付けたい場合は、セットプランがおすすめです。
TechAcademyのデメリット

TechAcademyには様々な良い点がある一方で、いまいちな部分もあります。
ここからは、TechAcademyのデメリットを2つ紹介していきますね。
課題は初心者には難しいと感じる場合がある
初心者の方にとって、オリジナルテキストの内容が難しいと感じてしまうことがあるかもしれません。
TechAcademyは実践的なスキルを学ぶことができる分、プログラミングの基本の「キ」もわからない状態だと、苦労します。
とはいえ、パーソナルメンターがチャットサポートやマンツーマンレッスンをしてくれるので、どんどん質問してわからないことを減らしていきましょう。
わかることを積み上げていけば、次第にテキストの内容も理解できるようになっていきます。

メンターによって技術レベルが違う
エンジニアあるあるですが、エンジニアは技術に特化しているゆえ、コミュニケーションを苦手としている人がいます。
なので、パーソナルメンターにも当たり外れがあります。
とはいえ、メンターはいずれも現場経験豊富なプロのエンジニア。
プロのエンジニアが指導してくれるのは他のオンラインスクールでは珍しいことで、チャットサポートは速答かつ内容も丁寧なので、全体的に技術レベルが高いメンターが揃っていることに変わりありません。
TechAcademyの評判・口コミ


実際にTechAcademyを受講した人の評判・口コミを見ていきましょう。
良い評判としては、パーソナルメンターの指導力の高さや質問回答の速さが上がっていました。
一方で悪い評判としては、実務レベルの課題を行っていくので勉強内容が少し難しいという意見がありました。
日本帰って来てからTechAcademyのUnityコース受講して算数アプリ開発やってるんですが、
メンターさんの質問回答力がヤバイ。何聞いても速攻で的確な答え返ってくる。マジでありがたい— フルタ@ジャマイカ1の塾作る🇯🇲 (@Furuta_Jamaica) July 31, 2018
テックアカデミーのPythonコースを完了しました。私は初学者ですので、何よりプロと会話できるのが大きいと感じました!せっかくだからブログ等をはじめて、感想をまとめたいです。
質問等あれば気兼ねなくどうぞ!#TechAcademy #python— Arakun (@arakun_japan) November 5, 2019
先日TechAcademyの面談受けたけど、教材も分かりやすくて質が高かった
メンターが現役エンジニアで知識も豊富だったけど、メンタースキルやコミュニケーション能力に関してはイマイチかなー
やはり、プログラミング学習のライザップと言われるだけあって、メンターのスキルは断然TechExpertの方かな
— こうでぃ@プログラミング学習 (@kody_dy) October 4, 2019
#TechAcademy のカリキュラムはテキストベースすぎて、単語を確実に理解してないと読み解くのが難しいしエネルギー使う。実例が先行していて基本の形の解説少ないのもキツい。 #Progate はこれぞデザインの力!という解説の図表で、読み進めるコストがとても低い。課題が出現する頻度も多くありがたい
— pukunishi (@pukupukunishi) April 9, 2019
若干、Tech academyをディスるツイートになりましたが
slackの質問対応は丁寧で早いのでとても良いですよ
メンターも当たり外れあるみたいですが
私の場合は当たりでした#駆け出しエンジニアと繋がりたい #プログラミング学習 https://t.co/VLX8vNub0H— たてけん@多動力エンジニアへの道 (@tateken_eng) August 31, 2019
TechAcademyの料金プラン
TechAcademyの料金プランは以下の3点によって変化します。
- 受講するコース
- 受講する期間
- 社会人か学生か
例えば、Webアプリケーションコースの料金プランは以下のとおり。


期間が長くなるほど料金が高くなり、社会人より学生のほうが安価です。
どの学習期間を選んでもカリキュラムの内容は変わりありません。
ただし、受講する期間を長くすれば、パーソナルメンターのメンタリング回数が増えていきます。
学習にかかる時間は、Webアプリケーションコースなら160時間ほど。
一番期間が短い4週間プランなら、1日約5時間30分もの勉強時間が必要なので、きちんと学習時間を確保できるプランを選択するようにしましょう。
期間中に終わらない場合は、追加のメンターサポートも受けられますが、延長すると、通常のプランより割高になってしまいますので、最初にしっかり期間を吟味しましょう。
また、期間が長くなるほど、1時間当たりの料金はお得になる仕組み。
分割払いも可能なので、お財布や学習に費やせる時間と相談して決めましょう。


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TechAcademy(テックアカデミー)のサービス内容と評判・口コミ|まとめ


本記事では「TechAcademy(テックアカデミー)のサービス内容や評判・口コミ」をまとめました。
TechAcademyは、専属のプロのエンジニアがオリジナルサービスを開発できるレベルまで学習をサポートしてくれます。
また、あなたの思い描くオリジナルサービスを一から開発でき、他のオンラインスクールでは経験できない実務レベルの学習を進めることができます。
完全オンラインなので、他のスクールと比べると費用も安価です。
学習テキストの内容は、やや難しい部分もあるので、プログラミングの基本に触れたことがあり、かつ、自走できる人にはピッタリのオンラインスクールですよ。