公務員

公務員やめたい人がまず考えるべき3つのこと【公務員経験者が語る】

こんにちは、市役所に7年勤め係長を経験したことがあるいちまりです。

公務員をやめたいけど、民間企業に勤めるのが不安だし、安定した職を捨てるのはもったいない気もする。本当にやめてよいのだろうか。

本記事では、上記の悩みを抱える人に向けて書いています。

せっかく公務員試験をクリアして公務員になったのに、安定しているその環境を捨ててしまうのはもったいないと感じる気持ち、よくわかります。

私は市役所で働いたことがあり、公務員をやめて民間企業に転職した同僚をたくさんみてきましたが、民間企業で活き活きと仕事をしている人もいれば、公務員をやめたことに後悔している人もいるなど、様々です。

そんな彼らを見てきて、後悔しないためにも、まず公務員をやめる前に考えてほしいことが3つあります。

具体的には

  • やりたい仕事があるからやめるのか
  • 心身を壊しそうでやめるなら休職すべき
  • 何か一つでも自信をもって仕事をしたと言える経験をしたか

いちまり
いちまり
公務員をやめるにしてもやめないにしても、後悔しない決断をしてほしい。

民間企業と公務員の両方を経験した私の体験や、周囲の状況をもとに、『公務員やめたい人がまず考えるべき3つのこと』をまとめましたので、公務員をやめる前に是非見ていただきたいです。

公務員やめたい人がまず考えるべき3つのこと

公務員をやめたいと思う人に、まず考えてほしいことは以下のとおり。

  • やりたい仕事があるからやめるのか
  • 心身を壊しそうでやめるなら休職すべき
  • 何か一つでも自信をもって仕事をしたと言える経験をしたか

順番に細かく説明していきますね。

やりたい仕事があるからやめるのか

公務員をやめる理由の一つに「仕事がつまらない」ということが挙げられます。

これには、以下のとおり2つの意味があります。

  1. やりたい仕事があるから、任されている仕事がつまらなく感じる
  2. やりたい仕事はないけど、単調な公務員の事務処理がつまらない

前者の場合は、「やりたい仕事」と「公務員の安定した給料・環境」を天秤にかけて、どちらを取るべきかしっかりと考えたうえで、自分がやりたい仕事にどうしても就きたいなら公務員をやめるべきでしょう。

公務員の事務の幅は広いですが、例えば以下のような仕事は公務員のままでは絶対に経験できません。

  • プログラミングをしてWebサービスを作りたい
  • 建築士になって住宅の設計をしたい
  • 飲食店を経営したい

人生一度きりですから、やりたい仕事をするのが幸福度を高められる一番の方法でしょう。

とはいえ、公務員の仕事は

  • 倒産がないので給料が安定している
  • 福利厚生が良い
  • 能力が無くても給料が上がる

という報酬面でのメリットがありますので、「譲れないほどやりたい仕事なのか」はしっかり吟味したほうが賢明です。

後者の「やりたい仕事は特にないけど、単調な公務員の事務処理がつまらない」から公務員をやめたい場合は、やめない方が無難です。

なぜなら、民間企業は公務員ほど甘くはないから。

決して公務員の仕事を見下しているわけではありません。私も公務員の仕事の難しさや辛さは経験しているので、仕事の難易度でいうと民間企業も公務員も大きな違いはありません。

ただし、公務員は税金で一定の給料を貰えるけど、民間企業は自分の働きが給料に直結するという大きな違いがあります。

公務員は税金というシールドに生活を守られているイメージがありますが、民間企業はそうではありません。

私が民間企業で働いていたときは、自分の仕事が給料=生活に直結するため、公務員の時より自分の仕事に対して責任やプレッシャーを感じていました

いちまり
いちまり
これは公務員のときにはない感覚でした。

なので、公務員は税金に生活を守られているということに気が付かないまま、単に「公務員の事務処理がつまらない」と思って民間企業に転職すると、挫折します。

以上のことから、公務員をやめるなら「どうしても公務員ではできないやりたい仕事があるのかどうか」を考えるべきです。

心身を壊しそうでやめるならまずは休職すべき

公務員をやめる理由の一つに「心身が耐えられない」ということが挙げられます。

例えば

  1. 上司と馬が合わず、メンタルがまいってしまった
  2. 残業が多くつらい

といった場合です。

上記のいずれの場合でも、心身が耐えられないと感じたら、即決で公務員をやめるのではなく、まずは休職をして様子を見るべきだと思います。

なぜなら、転職先でも同じ問題に直面する必要があるからです。即決で公務員という給料が安定している職場環境を捨てるのはもったいないです。

条例にもよりますが、地方公務員は病気休暇として90日間は100%の給与が保障されますので、その権利をフルに使いましょう。(ただし、医師の診断書は必要)

上司や同僚との人間関係がうまくいかない場合でも、公務員は幸い2年~5年で異動があるので、休職しつつ異動するまで耐えるという手もあります。

残業がつらい場合も同じです。

地方自治体において、残業が多い部署は限られています。

定時で早々に切り上げる部署もありますよね?職場全体の残業時間が多いということはまずないはずです。

ただし、休職したうえで、どうしても職場に居続けることが無理という状況なら、当然身体が一番大事なので、公務員をやめるという決断をしましょう。

何か一つでも自信をもって仕事をしたと言える経験をしたか

何歳でも公務員から民間企業に転職するのは可能ですが、30歳を超えると厳しさが増します

残念なことに、公務員での経験や知識は民間企業では活かしにくいのが現状。専門職でない限り、未経験として応募することになってしまうからです。

なので、30代以上で公務員をやめると決めたなら、早めに行動を起こすべきです。

では、20代の場合はどうか。

20代で公務員をやめるなら、何か一つでも「公務員としてこれを頑張った!」と言える経験をしてから公務員をやめるべきだと思います。

なぜなら、若い年齢での転職は、需要が高い一方で、現職で本来あなたが市場価値を高めるはずだった経験を放棄することになる、という一面もあるからです。

なので、少なくとも一つは「公務員としてこれを頑張った!」という経験をして、就職前と比較して一歩でも二歩でも成長してから転職することをおすすめします。

そもそも、自身を持って成し遂げたと言える仕事が何もないと、面接でも「あなたは公務員で何をしてきたの?」と思われてしまい、転職活動に苦労する可能性もあります。

公務員は、事務、接客、企画など多種多様なので、民間企業でも役立つことは必ずあるはずです。

20代なら、自信を持って頑張ったと言える仕事をしてから転職を考えても遅くはないですよ。

公務員やめたい人がまず考えるべき3つのこと|まとめ

公務員やめたい人がまず考えるべき3つのこと

  • やりたい仕事があるからやめるのか
  • 心身を壊しそうでやめるなら休職すべき
  • 何か一つでも自信をもって仕事をしたと言える経験をしたか

本記事では、公務員をやめたいと思う人が考えるべき3つのことをまとめました。

この中でも特に重要なのは、「公務員をやめたあとは何をしたいのか?」ということにきちんと答えが出せるかどうかですね。

「どうしてもやりたい仕事ある」という場合は、公務員をやめるべきですが、それ以外の場合は、「本当に安定して給料が支払われる環境を捨てる必要があるのか」をしっかり検討すべきでしょう。

とは言え、公務員をやめるも続けるもあなたの人生。あなたの選択に”間違い”はありません。

後悔しない決断ができるよう、しっかり考えてみてくださいね。