仕事術

書評・レビュー『転職と副業のかけ算』20代社会人におすすめ!市場価値を高めるノウハウ満載

こんにちは、転職経験者のいちまりです。

Twitterで話題の「転職と副業のかけ算」を読んでみました。

この本は、本業で1,000万円、副業で4,000万円稼ぐmoto氏のキャリア論が詰まった処女作です。

地方ホームセンターに就職した年収240万円の短大卒の若者が、どのようにして本業で1,000万円を稼ぐことができるようになったのか。

こと細かに書かれたストーリーを読むだけでも、自分にはないビジョンと考えたことも無い戦略に驚かされ、自然と次のページをめくる手が止まらなくなりました。

いちまり
いちまり
心に刺さる言葉もたくさんありましたよ。

この本は

  • やりたいことが無くて、ただ漠然と働いている20代サラリーマン
  • チャレンジ精神旺盛で自己成長したい社会人

など、これからの時代を生きていく若者におすすめです。

なぜなら、本の内容を知っている人と知らない人では、市場価値に差ができてしまうから。

早めに知っておいた方が良い「仕事への向き合い方」がふんだんに盛り込まれています。

本記事は『転職と副業のかけ算』の書評・レビュー記事です。

「転職と副業のかけ算」まだ読んでないけど、これから読んでみようかなあ。

という方は、参考に是非どうぞ。

「転職と副業のかけ算」を読んで参考になったところ

著書moto「転職と副業のかけ算」

私が「転職と副業のかけ算」を読んで、特に参考になったのは以下の3点です。

  1. 「自分が経験したことのない仕事」の中に能力を高める訓練の場が潜んでいる
  2. 市場価値を高める5つの力
  3. 本業で努力をしてその知見で稼ぐ

それでは、一つずつ深堀していきましょう。

「自分が経験したことのない仕事」の中に能力を高める訓練の場が潜んでいる

「転職と副業のかけ算」にはこんな文章がありました。

能力を高めるための訓練の場は、「自分が経験したことのない仕事」のなかに潜んでいます。
(…略…)
世の中で必要とされる「価値の高い能力」を得られる機会は、あなたにも必ずあります。そうした機会を目の前にしながら「どうせ同じ給料なら働かない方がいい」とか「上司に評価されないからやらない」と考えてしまうのは、大きな機会損失です。

引用:「転職と副業のかけ算」

往々にして「自分が経験したことのないこと」というのは、どんな結果が待っているかわからないので、不安が生じたり、面倒に感じたりするものですよね。

なので、多くの人は「無理してチャレンジしなくていいや」と思ってしまいがちです。

給料が変わらないなら、なおさらそう思うかもしれません。

たしかに、自分が経験したことのない仕事が、高い能力を身に付けるための訓練の場になるということには同意します。

私も大手IT企業で25歳の時にチームリーダーになり、メンバーのマネジメントをするようになった時は、日々成長しているという実感がありましたから。

ただ、成長すると感じる分、比例して苦労もするんですよね。

なので、私自身、どこか頭の片隅で「面倒くさい」と思ってしまう節がありました。

motoさんは、それをはっきりと「機会損失」と言い切っています。

さらに、motoさん自身は

自分を高められる機会があるなら、時給を問わず飛び込んでいます。

引用:「転職と副業のかけ算」

というのです。

motoさんのこの言葉によって

「自分が経験したことのない仕事=面倒くさい」というネガティブな印象が「自分が経験したことのない仕事=能力を高められる機会」というポジティブなものに変換され、

自分が経験したことのない仕事ができる環境は、能力を高めるチャンスに溢れている

ということを再認識できました。

市場価値を高める5つの力

「転職と副業のかけ算」には、どのようにして自らの市場価値を高めたらよいか、その”答え”が書いてありました。

具体的には、以下の5つの力を身に付けると良いとのこと。

  1. 論理的な思考ができる力
  2. 構造的に物事を捉える
  3. 物事を俯瞰ふかんしたうえで、課題を特定する力
  4. 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる
  5. 上記4つを用いて組織をマネジメントする

上記5つの力は、資格とは異なり目に見えないスキルなので、身に付いているかどうか判断しにくいですよね。

しかも、短期的にはなかなか身に付けることができません。

一つ一つ見るとすごく難しく感じますし、どうやって上記の力を身に付けたらよいのかわからなくなりますが、

motoさん曰く、まずは

自分の仕事を「業界視点」「会社視点」「自分の仕事視点」人に話せるように必要な情報を集めること

が大切なんだとか。

必要な情報を集めていくと

  • 自分が知らなかったことが出てくる
  • 知らなかったことを理解することで、高い位置から自分の仕事を見ることができるようになる
  • そうすると、本来の仕事の目的が捉えれるようになり、考える力が身に付く
  • 考えたうえで行動することで市場価値を高める経験ができる

という流れで、自らの市場価値を高められるのだと私は解釈しました。

いちまり
いちまり
字面だけを見ると難しく感じますが、普段仕事をする中でも磨いていこうと思います。

本業で努力をして、その知見で稼ぐ

「本業で努力をして、その知見で稼ぐ」というのは、副業の理想形ですよね。

なぜなら、本業で身に付けた能力や知見を副業で活かせるし、さらに副業で得た知見や能力を、本業に還元できるようになるからです。

例えば、プログラマーがいたとして、本業のプログラミングでわからなかったことがあったとします。

わからなかったことを調べて自分のブログでアウトプットしたら、同じように悩む人のアクセスを集めることができますよね。

アクセスが増えれば、ブログで収益が生まれます。

さらに、本業でわからなかったことが解決するので、一石二鳥というわけです。

本業と副業で好循環が生まれるわけですね。

逆に、本業とリンクしないことを副業にしようとすると、労働が2倍になるので、沢山のエネルギーを必要とします。そのため、本業とリンクしない副業は、継続しにくいというデメリットもあります。

motoさんは、「本業で努力をして、その知見で稼ぐ」を見事に体現しており、本業で得た経験を元に副業で年収4,000万円も稼いでいます。

僕の副業は、「サラリーマンとして苦労して得たこと」や「自分の転職経験」をコンテンツにすることで副収入を得ています。

引用:「転職と副業のかけ算」

いちまり
いちまり
年収4,000万円ってびっくりするくらい高額…!

さらに、motoさん曰く

副業で得た知見や人脈が、ダイレクトに本業や自分のキャリアに好影響をもたらすことがあります。

引用:「転職と副業のかけ算」

とのこと。

副業で得た知見や人脈が自分に還元されると考えれば、稼げる金額に関わらず、自分に返ってくる恩恵は大きいですよね。

よく、ブログ運営などの副業をしていて

毎月1,000円しか稼げないからやる気が出ない…。やーめた。

とあきらめる人がいますが、

副業は「本業にも好影響をもたらす」と考えれば、やる気も出てくるのではないでしょうか。

「転職と副業のかけ算」は20代社会人におすすめ

「転職と副業のかけ算」は、20代の社会人におすすめです。

これまで紹介した、

  1. 自分が経験したことのない仕事にチャレンジする
  2. 市場価値を高める5つの力を身に付ける
  3. 本業で努力をしてその知見で稼ぐ

ということを実践すれば、同世代と差を付けることができるからです。

具体的には、

  1. 自分が経験したことのない仕事にチャレンジする➡能力を成長させることができる
  2. 市場価値を高める5つの力を身に付ける➡今の職場だけじゃなく、転職しても活躍できる人材になれる
  3. 本業で努力をして知見で稼ぐ➡収入が増えることにより余裕が生まれる

という感じです。

行動が早ければ早いほど、自らの市場価値を高めることができ、将来余裕をもって仕事ができるようになります。

また、「転職と副業のかけ算」には、motoさんがどのようにキャリアを形成してきたのか、ストーリーがこと細かに書かれています。

どのような思考が本業で年収1,000万円を稼げるサラリーマンを生んだのか。

目標達成への成功例がつづってあるので、「終身雇用」の限界を迎えようとしている現代を生き抜く20代の若者にとって、得られるものが数多くあるはずです。

少なくとも現在30代前半の私は、

「10年早くこの本を読んでおきたかった…!」

という想いになりましたよ。

「転職と副業のかけ算」書評・レビュー|まとめ

「転職と副業のかけ算」の書評・レビューを書きました。

私がこの本を読んで特に参考になったのは、以下の記述でした。

  1. 「自分が経験したことのない仕事」の中に能力を高める訓練の場が潜んでいる
  2. 市場価値を高める5つの力
  3. 本業で努力をしてその知見で稼ぐ

他にもたくさん、ビビッとくる文章がありましたが1記事には書ききれないほどです。

著者motoさんは、ご自身のnoteで「転職と副業のかけ算」を紹介されており

大戸屋で僕にランチをおごったつもりで、ぜひ読んでみてください。

と述べていますが、正直1,400円でおごっただけじゃ足りないくらい、たくさんのノウハウが詰まっていました。

そして、この本は、

  • やりたいことが無くて、ただ漠然と働いている20代サラリーマン
  • チャレンジ精神旺盛で自己成長したい社会人

など、これからの時代を生きていく若者におすすめです。

motoさんが歩んできたキャリアや、目標を達成するまでの戦略、思考法は勉強になる点が多々あります。

「転職と副業のかけ算」は全体で236ページ。サクッと読める読みやすい本ですので、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。